1泊2日
高山
子供も大人も楽しむ三世代旅行
いつか行きたいと思っていても、計画するのが大変で、 なかなか実現できない三世代旅行。 離れて暮らしている場合は、なおさらですよね。 関東・東海・北陸・関西の中間に位置する高山は、現地集合で集まりやすく、大人も子供も楽しめるスポットが揃う三世代旅行にお薦めの観光地。 ぜひ高山で三世代旅行デビューをしてみませんか?
1日目
9:00
それぞれ自宅から出発
13:00
両親とは高山で合流。お互いの中間地点だから便利
東京に住む自分の家族と、大阪に住む両親。 三世代旅行をするならどこがいいだろうと、ぼんやり地図を眺めていたら、ちょうど中間にある高山が目に留まった。「現地集合の旅はどう?」という提案に両親も賛同し、三世代旅行が実現。 当日、高山駅で両親と合流し、いよいよ旅がスタートだ。
13:30
情緒ある建物が並ぶ「古い町並」の散策を楽しむ
高山を代表するスポット「古い町並」。
江戸時代の商家などの面影が残る町並の中には、飲食店やおみやげ店として営業しているお店もあり、町歩きが楽しめる。散策しながら飛騨牛の串焼きやみたらし団子などを味わう。
大勢だから、色々買って少しずつシェアして食べられるのが嬉しい。
Pickup Spot古い町並
TEL 0577-32-3333(飛騨高山観光コンベンション協会)
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14:30
「酒蔵」に立ち寄り、お気に入りの日本酒を購入
「古い町並」を歩いていると、酒蔵の軒下にある杉玉に子供が興味を示した。 清らかな水と美味しい米の産地でもある高山は、古くから酒造りがさかんなようで、「古い町並」だけでも7つの酒蔵があるそうだ。何件かはしごして試飲しながら、気に入った酒蔵でお土産の日本酒を購入。
15:30
江戸時代の姿がそのまま残る「高山陣屋」を見学
「古い町並」を抜け、辿り着いた「高山陣屋」。 ここは、日本で唯一現存する昔の官庁で、江戸時代に建てられたそのままの姿を残してる。 格式高い表門をくぐると、荘厳な雰囲気の建物群が現れる。両親が孫にそれぞれの建物の役割を説明している。初めて聞く話に、子供も興味津々だ。
Pickup Spot高山陣屋
TEL/0577-32-0643
住所/岐阜県高山市八軒町1-5
営業時間/8:45~17:00
(11~2月 8:45~16:30、8月は~18:00)
定休日/12月29・31・1月1日
料金/大人430円、高校生以下無料
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16:30
「高山陣屋」からは人力車で「古い町並」を巡る
「高山陣屋」を出ると、人力車に遭遇。
どうやらここが乗り場の1つになっているようだ。
せっかくだからと、両親と子供、そして我々夫婦で二手に分かれて乗車。目線が上がるため、歩いて巡るのとはまた違った発見がある。俥夫のガイドにも耳を傾けながら、快適なひとときを楽しんだ。
Pickup Spot飛騨高山・観光人力車 ごくらく舎
TEL/0577-32-1430
住所/岐阜県高山市若達町1-31
営業時間/8:00~18:00(11~3月は9:00~17:00)
定休日/暴風雨、大雪の日
料金/2人乗り15分4,000円、3人乗り15分6,000円
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17:00
「高山祭屋台会館」で豪華絢爛な祭屋台の実物を鑑賞
日本三大美祭のひとつ「高山祭」。 このお祭りの見どころは、刺繍や彫刻などきらびやかな装飾が施された「祭屋台」。「櫻山八幡宮」にある「高山祭屋台会館」では、一年を通して「祭屋台」を鑑賞することができる。手の込んだ装飾をより近くで鑑賞することができ、見ごたえ十分だ。
Pickup Spot高山祭屋台会館
TEL/0577-32-5100
住所/岐阜県高山市桜町178
営業時間/8:30~17:00(12~2月は9:00~16:30)
定休日/無休
料金/大人900円、高校生550円、小中学生450円
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18:00
本日の宿「飛騨亭花扇」に到着
「高山祭屋台会館」から車で約10分。本日の宿「飛騨亭花扇」に到着。 日常から非日常への入り口のような木のアプローチを抜けると、古き良き日本の伝統や文化を感じるロビーが現れる。初めて見る囲炉裏に子供は大興奮。みんなで囲炉裏を囲んでウェルカムドリンクをいただいた。
18:20
最低限のプライベートを保つため、部屋は2部屋確保
気の置けない家族でも、ずっと一緒だと気疲れしてしまうもの。一緒に泊まることができる三間続きの特別室と悩んだが、今回は両親用と家族用の2部屋を予約した。両親用の部屋は、少し奮発して客室露天風呂が付いたツインルーム。夕食の時間まではそれぞれの部屋でのんびり過ごした。
19:00
京風会席料理を味わう。還暦祝いのサプライズも成功
夕食は、周りを気にせず過ごすことができる個室でいただく。飛騨牛をはじめ高山の厳選食材を洗練された味付けで味わう京風会席だ。 父親の還暦が近いので「還暦プラン」で予約したところ、鯛や日本酒、祝い箸など至れり尽くせりのサービスで、父親もびっくり。サプライズは大成功だ。
2日目
8:00
美味しいごはんとごはんに合うおかずの和朝食を満喫
朝、いつもよりゆっくりと起き、 朝風呂に浸かった後に食事処に向かう。 朝食も個室の食事処でいただく。つやつやで粒の立った炊き立てのごはんが食欲をそそる。 メニューは「朴葉味噌」など高山の郷土料理が揃う和朝食だ。朝食をあまり食べない子供もあまりの美味しさにおかわり!
9:00
お土産処「風車」でお土産や思い出の品を購入
朝食後、お土産処「風車」に立ち寄り。 お菓子やお漬物など、ずらりと並ぶ飛騨高原の名産品の中でも、気になったのは「さるぼぼ」グッズ。 「さるぼぼ」は高山で昔から親しまれてきた定番のマスコットで、お守りにもなるらしい。
9:30
チェックアウトの時間まで、足湯に浸かり語らい
チェックアウトの時間まで、のんびり過ごす。 チェックイン時にロビーから見えた足湯が気になり、向かってみることに。子供は、足湯横の池の鯉が気になるようだ。 はしゃぐ子供の様子を眺めながら、両親とともに足湯に浸かる。何気ないひとときだが、何とも言い難い充足感を感じた。
10:30
チェックアウト後は「飛騨の里」で
「飛騨亭花扇」から車で約15分の「飛騨の里」へ。 茅葺き屋根の合掌造りなど伝統的な高山の家屋をそのまま移築した野外博物館で、昔の里山にタイムスリップしたかのような気分を味わえる。 竹馬など、昔のおもちゃで遊べるコーナーも。 子供よりもつい大人が夢中になってしまった。
Pickup Spot飛騨の里
TEL/00577-34-4711
住所/岐阜県高山市上岡本町1-590
営業時間/8:30~17:00(11~3月は9:00~17:00)
定休日/無休
料金/大人700円 小・中学生200円
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12:00